
知らないと損する社会保険制度の仕組み


あなたは、これらの制度についてどれくらい知っていますか?
- 一定額以上の医療費を負担してくれる高額療養費制度
- 夫が亡くなった時に妻と子どもが受け取れる遺族年金
- 老後にどれくらいの年金がもらえるのか?
もしこのような制度(社会保障制度)について理解せずに保険に加入しているのなら、余分なお金を払ってしまっているかもしれません。
なぜなら、社会保障制度があることによってカバーできる範囲があり、全てを保険でまかなう必要はないからです。
このページでは、それぞれの制度について簡単に説明をしていきます。
生命保険に加入する時は、これらの制度を考慮に入れるべきです。

▼ 高額療養費制度について
医療機関や薬局の窓口で支払った額が、歴月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
この制度があることによって、医療費が高くなったとしても自己負担額はそこまで高くならないで済みます。
なので、医療保険に入る時にはこの高額療養費制度でカバーできる範囲を考慮に入れながら考える方が効率的です。
全てを医療保険だけでカバーしようとしなくても良いのです。
ただし、この制度は先進医療にかかる費用には適用されません。
同様に、入院時の食事負担や差額ベッド代も適用されません。
なので、自分が病気になった時に先進医療を受けるかどうか?ということもしっかりと考えていく必要があります。
▼ 遺族年金制度について
遺族年金制度とは、年金加入者が死亡したときに残された配偶者や子に支払われる年金です。
支払われる金額は、加入している年金制度(国民年金だけか、厚生年金も入っているかなど)によって変わります。また、年金の支払い状況によっても変わってきます。
この遺族年金制度があることによって、配偶者が死亡してしまった時には年金を受け取れる可能性があります。なので、死亡時に必要なお金を全て保険でまかなう必要はありません。
遺族年金制度でどれくらいのお金が受け取れる可能性があるかを考え、それで足りない部分を保険を使ってカバーすれば良いのです。
ただし、受け取れる可能性がある額は人によって変わってきますので「自分の場合はどれくらい受け取れるのか」をしっかりと理解しておく必要があります。
▼ 受け取れる年金の額について
年金の存在はみなさん知っていると思いますが、「どれくらい受け取れるのか」をちゃんとわかっている人は少ないと思います。
保険でどれくらいの金額をカバーするべきかは、この「受け取れる年金の額」によっても大きく変わってきますので、しっかりと把握しておくことが重要です。
また、自分が歳をとった時に「年金の制度がどう変わっている可能性があるのか」ということまで考えておいた方が良いでしょう。
そうすることで、万が一の時にも十分な備えをする為にどれくらい保険に加入しておいた方がいいのかが明確になります。
▼ 保険の正しい考え方とは?
保険の正しい考え方は、こういった社会保障制度でカバーできるお金を計算して、足りない分を補うというものです。
保険の営業の人の中には、この社会保障制度の事を考えずに保障を提案する人もいるかもしれません。
また、こういった制度は将来変わる可能性もありますので、現在の経済や社会の動向を見ながら「柔軟に対応できるように」考えておく事も大事なポイントです。
社会保障制度のことを理解せずに保険に加入してしまうと、払わなくてもいい保険料を払ってしまうことに繋がってしまいます。
こういった制度があるということはしっかりと頭に入れておきましょう。
無料保険診断サービスでは、こういった社会保障の話もわかりやすく行っています。もし詳しくお話を聞きたい場合は、お気軽にお電話かメールでご連絡下さい。